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2023/04/05 23:45

DJI社の電動ジンバルDJI RS 2とDJI RS 3 Proに対応した製品の販売を開始いたしました。併せて、大型のジョイスティックを搭載したリモコンの発売を開始するとともに、従来型のリモコンについても、機能を刷新して、DJI RSシリーズで有効なプリセット機能の操作ができるものに変更しました(MP-101の制御も従来どおり可能ですが、プリセット機能は機能しません)。

操作方法などの詳細についてはマニュアルをご覧ください

こちらにまとめるのが間に合っておりませんので、お手数ですがマニュアルをご覧いただけると幸いです。

動きの様子を確認したい

以下はまだ初期試作品ですが、ざっくりどういう感じで操作できるかわかる動画をご用意していますのでご覧ください。最終製品では、動作についても以下からチューニングが進んでいるほか、新型リモコンとの併用で4カ所までのジンバル角度・フォーカスモータのプリセット・リコールが可能となっております。



新旧リモコンでの対応機能の違い

基本的に新旧リモコン、MP-101制御ユニット(従来は「雲台側制御ユニット」と呼んでいました)、DJI RS制御ユニットそれぞれの互換性は保たれております。ですので、1台のリモコンからDJI RS 2を2セット、MP-101を2セット操作するなどが可能です。


Bescor MP-101の操作

DJI RS 2 / RS 3 ProPTZ、ロール、フォーカスモータ制御、ダイヤル機能のアクセス

DJI RS 2 / RS 3 Proに接続したカメラの録画・停止・ワンプッシュAF

DJI RS 2 / RS 3 Proのプリセット機能

旧リモコン

録画は押すたびに録画・停止が変わる。ワンプッシュAFの押下時間は制御できない。カメラの録画状況の取得は不可

×

リモコン(2023年版)

録画・停止は独立したボタン。ワンプッシュAFは、押している間は有効。録画状況の取得も可能(カメラ本体の録画操作では取得できないカメラもあり)

大型ジョイスティックリモコン

録画・停止は独立したボタン。ワンプッシュAFは、押している間は有効。録画状況の取得も可能(カメラ本体の録画操作では取得できないカメラもあり)


カメラの制御について

カメラの制御につきましては、DJI RS 2、RS 3 Pro本体の対応状況に依存します。対応カメラやRS 2、RS 3 Proとの接続方法、接続方法による対応機能の違いなどは、「Roninシリーズ互換性ガイド」でご確認ください。録画、ワンプッシュAF以外の機能については、RS2、RS 3 Proの本体設定で「ダイヤル機能」で割り当てたものが操作可能です。

フォーカスモーターについて

DJI RS 2までに付属していたDJI Roninフォーカスモーターと、DJI RS 3 Pro Comboに付属しているDJI RSフォーカスモーター(2022)のいずれにも対応しています。新しいDJI RSフォーカスモーター(2022)のほうが、より高トルクであるため、ズームリングの重いレンズなどのご利用の際には、新しい2022年版モーターのご利用をおすすめします。DJI RS 2と2022版フォーカスモーターの組み合わせも可能です。フォーカスモーターはキャリブレーションのうえご利用ください(未キャリブレーションでも、ダイヤル機能に割り当てれば操作は可能です)。

お使いのカメラやレンズにもよりますが、ズームリングにフォーカスモーターを装着し、カメラのフォーカスの制御はダイヤル機能で操作するのを想定して設計しております(もちろん、それ以外の構成でもお使いいただけます)。

なお、DJI RS 3 Proの初期ファームウェア(v01.00.00.00)では、DJI RSフォーカスモーター(2022)の制御は「ダイヤル機能」経由でしか実施できず、プリセット機能でのモーター位置の記憶もできません。v01.00.01.00以降である必要があります。お手数ですが、最新のファームウェアにアップデートしてご利用ください。

RS 3 (無印)、RS 3 Mini、RSC 2や旧Roninへの対応について

本製品はDJI RS 2、RS 3 Proに搭載されている「RSAポート」を利用して制御しています。そのため、RSAポートを持たないRS 3、RS 3 Mini、RSC 2ではご利用になれません。また、制御にはDJI R SDKのプロトコルを利用しているのですが、Ronin-SやRonin-SCでは、RSAポートを搭載しているものの、同プロトコルには対応していないためご利用になれません。

現時点でご利用になれるのは、DJI RS 2、RS 3 Proのみとなります。フォーカスモーターが付属していないモデルでも、別売りのフォーカスモーターをご購入になればご利用になれます。

旧リモコンから新リモコンへのアップグレードについて

すでに、旧リモコンをお使いで新リモコンへのファームウェアアップデートをご希望のお客さまにつきましては、恐れ入りますがお問合せいただけますと幸いです。お預かりしてのアップデートとなり、ファームウェアのアップデートと上部パネルの交換となり、往復送料をご負担のうえ、上部パネルの交換費用として1,000円(税込)で対応させていただきます。

また、旧リモコンをお持ちで、大型ジョイスティックリモコンのご購入をご検討のお客様のうち、旧リモコンの下取りをご希望のお客様につきましては、大型ジョイスティックご購入1台につき、旧リモコン1台をお引き取りさせていただいたうえで、4,000円をキャッシュバックさせていただきます。大型ジョイスティックリモコンをご購入になったうえで、お問合せフォームよりお問合せください。発送先の住所などをお知らせいたしますので、旧リモコンを発送してください(新しいリモコン到着後でも問題ありませんが、到着後1週間以内にお送りください)。到着次第ご指定の銀行口座にキャッシュバック代金4,000円をお振込いたします。


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